畳のダニを増やさない!日頃からできる対策&お手入れ法

「畳のお手入れって、どうすればいいの?」

「ダニが気になるけど、どうやったら防げるの?」

そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。


畳は日本の伝統的な床材で、和の雰囲気や心地良い香りを楽しめるだけでなく、断熱性や調湿機能にも優れています。一方で湿気がこもるとダニが繁殖しやすく、アレルギーの原因になることも。

特に小さなお子さんやアレルギー体質の方は注意が必要です。そこで、日頃からできる畳のダニ対策とお手入れ方法をご紹介します。

畳にダニが発生するのはなぜ?

畳にダニが増える大きな要因は湿気・ホコリ・高温の3つです。
畳は湿気を吸いやすく、特に梅雨どきや風通しが悪い部屋では湿度が上がり、ダニが繁殖しやすくなります。
ダニは湿度60%以上で活発に繁殖するため、湿気対策が欠かせません。
また、ホコリや食べかすはダニのエサとなり、畳の目に溜まることで増殖の原因になります。さらに、ダニは20〜30度の暖かい環境を好み、夏場には一気に増えるため、高温期の対策も重要です。

日常的にできる畳のダニ対策とお手入れ法

掃除機をかける

掃除機をかけるときは畳の目に沿ってゆっくり動かし、1㎡ごとに20秒以上かけると効果的。畳を傷めないよう、弱~中程度の吸引力でかけるのがおすすめです。

拭き掃除をプラスする

掃除機をかけたあとは、固く絞った雑巾で畳を拭き、仕上げに乾拭きをして余分な水分をしっかり取り除きましょう。

湿気を防ぐ

定期的な換気を行ない、除湿機やエアコンの除湿機能を活用しましょう。畳の下に専用の防カビシートや防湿シートを敷くのも効果的です。

カーペットやラグは敷かない

畳の上にカーペットやラグを敷くと、湿気がこもってダニが増えやすくなります。窓を開け、風通しを良くして畳の表面を常に乾燥させましょう。

ダニ対策グッズを活用する

市販のダニ駆除スプレーや煙タイプの駆除剤を使用することで、畳の表面だけでなく奥深くに潜むダニをしっかりと駆除できます。また、布団乾燥機の高温機能を活用するのもおすすめです。

まとめ

畳のダニは放置すると増え続け、健康に悪影響をおよぼすことがあります。

ダニの発生を防ぐには、こまめに掃除機をかけ、湿気がこもらないよう換気や除湿を行ないましょう。また、風通しを良くし、ダニ駆除スプレーや布団乾燥機を活用するのも効果的です。

畳のある暮らしをより快適に保つために、日頃からこまめなお手入れと対策を心がけましょう。

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